歯周病治療 ②

皆様、こんにちは!
歯科衛生士の市川です。(^-^)/

前回は、歯周病治療の基本である『歯周基本治療』を書かせて頂きました。
今回はその続きをお伝えしたいと思います。

治療に対するアプローチは2通りあり、1つ目は「対症療法」、2つ目は「原因療法」です。

①対症療法

1つ目の対症療法、辞書には、症状を抑える目的で行なう治療法、と書かれています。
歯科の歯周病治療で言うと、歯肉が腫れて痛いなどの症状に対して、痛み止めの薬を出したり、歯石を取ったりと、一時的な治療で症状を抑える事が目的であり、病気そのものに効果をもたらすものではない治療法が対症療法といえます。

②原因療法

2つ目の原因療法、辞書には、病気の原因を取り除いて治す治療法、と書かれています。
歯科の歯周病治療で言うと、歯肉が腫れて痛いなどの症状に対して、歯周病の原因を取り除き、細菌の感染が起こりにくい環境を作ることによって、歯周病が進みにくい環境を整え再発防止を促す治療法が原因療法といえます。

対症療法だけでは歯周病の進行を防げないこともあります。
ですから、原因療法と組み合わせて歯周病の治療を行って行くことが理想的です。

かがみ歯科医院では、「原因療法」によるアプローチの考え方を大切に『歯周基本治療』を行っております。

次回は、この「原因療法」をより具体的に、どのように行っているのかをお伝えさせて頂きます。

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